ダイエット 健康コラム

ダイエットで結果が出ないのは目的と手段が混同してるかも

大西健太

【コレクトコンディショニング代表】 ◇パーソナルトレーナー歴14年 「あのとき、やっておけば良かった・・・」 そんな後悔する人をなくすために活動しています。 子供から高齢者、プロのアスリートまで幅広く指導。 個人に合わせて適切なプログラムを作成しサポートさせていただきます。 【資格】 ・NASM-PES ・鍼灸師 ・分子栄養学アドバイザー

奈良学園前のコレクトコンディショニング、パーソナルトレーナーの大西です。

日々、様々なご相談をいただく中で「このままいくとマズイな」と感じることがあります。

それが、手段と目的のすり替わりです。

ダイエットで痩せたい、姿勢を改善して猫背を直したい、いつまでも健康でいたい、と思ってジムに通うもなかなか効果が出ない人は必ずお読みください。

この「手段」と「目的」の考えを理解できると今の取り組みによる結果が180度変わりますよ。

では、例え話をしながらわかりやすく解説していきます。

それは「目的」なのか「手段」なのか?

まずは言葉の定義を見ていきましょう。

・目的:実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。

・手段:目的を実現するための具体的な方法。

コトバンク

目的はあなたが理想とする姿、ゴールになります。

そして、それを達成するための方法が手段となります。

ジムに通いでトレーニングをしているのに結果が伴わない方は目的と手段がすり替わっていたり混同していることがとても多いのです。

何パターンか例え話で見ていきましょう。

ダイエットで痩せたい場合

この夏こそはとダイエットに励んでいる方も多いかと思います。

女性の夏のダイエットで多いのが二の腕を細くしたいとかウエストを細くしたいお気に入りの洋服を着こなしたいというものが多いですよね。
要は見た目を良くしたいキレイに見られたいということが目的です。

その目的に対して、体重を5kg減らすや食事制限をする、毎日有酸素運動をするなどが挙げられます。
これらが手段ですね。

ダイエットで最も多い目的と手段のすり替わり(混同)は「体重」です。

いつのまにか「体重を減らすこと」が目的になっているケースが後を絶ちません。

でも、体重減らさないとウエストは細くならないでしょ?

確かにそうですが、体重が減ったからといってお腹周りの脂肪が減るとは限りませんよね

大西
大西

実は体重を落とすこととウエストが細くなるは必ずしもイコールではありません。
なので、体重だけを指標にするのは危険なんです。

実はウエストを細くするには姿勢も大きく関わってきます。

肋骨の開きや腰背部の過緊張などを改善することでお腹周りの見た目が変わることもあるんです。

こちらの記事で肋骨の開きについて簡単に解説しています。

話を戻すと、ダイエットの目的は見た目を良くすることですよね。

しかし、いつのまにか体重という数値を減らすことが目的になってしまい本来やるべきことを見失ってしまうケースがあります。

毎日、体重計と睨めっこした結果メンタル的に疲弊してしまい、ダイエットが続けられなくなるということが多々あります。
また、体重を過度に意識することで最悪の場合、ご飯を食べることが怖くなり拒食症になるということも考えられます。

なので、僕のダイエット指導では基本的に体重を目標設定することはありません。

ダイエット中に体重計にのってはいけない理由を解説した記事はこちらをご参照ください。

今、流行りのピラティスの場合

この数年でピラティスが大ブームとなっています。

特にマシンピラティスのスタジオが続々とオープンしています。

このようにブームに乗って運動を始める人は目的と手段が混同していることがとても多いです。

そもそもピラティスに通う理由はなんでしょうか?

スタイルを良くしたいとか、腰痛を改善したい、体を柔らかくしたいという方が多いのではないでしょうか。
これらが目的ですよね。

その手段としてのマシンピラティスです。

しかし、マシンピラティスに通うことが目的になっていることがほとんどのように思います。

もちろん、これは悪いことではありません。通い続けることで体が変わり目的を達成できることもあるからです。

(誤解がないように書いておくとマシンピラティスはとても良いエクササイズになります。ピラティスを否定しているわけではありません。僕も習いに行きたいくらいなので。)

マシンピラティスには通いつつ、本来の目的を見失わないようにしていきたいですね。

筋トレの場合

重量を扱った筋トレでは、筋肉をつけて体力をつけることや、ボディラインを整えることが目的のはずです。

そのための手段としてスクワットで〇〇㎏を挙げれるようにといったトレーニングプログラムが組まれたりします。

しかし、いつの日にか〇〇㎏を挙上することが目的になっていたりします。
あるいはとにかくキツイことをするといった感じですね。

スクワットで重量とキツさを追い求めたトレーニングをした結果、太ももがパンパンになり目的としていた下半身のラインにならなかったという話は実際にありました。

これも目的と手段がすり替わってしまったパターンですね。

まとめ

「目的」と「手段」が入れ替わることは100%悪いわけではありません。

中には、そのおかげで運動が継続でき結果的に本来の目的を達成できたというケースもあるからです。

しかし、目的と手段がすり替わったり混同してしまった結果、効果を感じれなかったり、本来の目的とは真逆の状態になってしまったというケーズもとても多いのです。

もし、あなたが今取り組んでいることで結果がでない、効果を感じれないという場合は「目的」と「手段」をあらためて考え直す必要があるかもしれません。

僕のトレーニング指導では初回のカウンセリングをとにかく大切にしています。

最速最短で結果を出すためにやるべきことを明確にする必要があるからですね。

実際に話してやるべきことを整理したいという方は一度体験トレーニングにお越しください。

また、遠方で通えないという方にはオンラインでカウンセリングやトレーニング指導も可能です。

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コレクトコンディショニングでのトレーニングでは、カウンセリングから姿勢や動きの評価を実施、あなたに合った無理のない運動プログラムをご提供します。

身体の機能を整え、正しく体が使える状態にすることでトレーニングの効果が最大限発揮されます。

また、長期的な健康という観点からも痛みの予防、改善にもつながっていきます。

ただ痩せる、見た目だけのボディメイクではなく、根本的に身体を変えたい方はお待ちしています。

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