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【ダイエット】この夏、最短で痩せる方法の落とし穴とは

大西健太

【コレクトコンディショニング代表】 ◇パーソナルトレーナー歴14年 「あのとき、やっておけば良かった・・・」 そんな後悔する人をなくすために活動しています。 子供から高齢者、プロのアスリートまで幅広く指導。 個人に合わせて適切なプログラムを作成しサポートさせていただきます。 【資格】 ・NASM-PES ・鍼灸師 ・分子栄養学アドバイザー

「今年の夏こそは!」と意気込んでいる方。

この夏に最短で痩せる方法を知りたくありませんか?

みたいな記事に書かれていることはほとんどが「糖質制限」です。

ただ、これにはいろいろと問題があります。

この記事ではダイエットで起こりやすい失敗と痩せるための方法を簡単に解説していきます。

 

 

糖質制限をしてはいけない

まずは、ダイエットでやってはいけないことの代表格「糖質制限」から解説します。

早く答えを知りたいかもしれませんが、間違ったダイエットをしている人が本当に多いのでまずはここからです。

 

「ダイエット=糖質制限」という認識が広がっていますが実は基本的に間違いなんです。

 

なぜ間違いかをまずは簡単に解説していきます。

 

確かに糖質制限をすれば一時的に痩せることは可能です。

なぜ糖質をカットすると痩せるかというと、水分が抜けるからですね。

糖質は水分と仲良しなんです。(糖質1gあたり3gの水分を含んでいるといわれています)

糖質と水分のイメージ

お米を炊くときって水をたっぷり使いますよね。お米が水を吸収するからふっくらとするわけです。

ということはですね・・・

糖質カット

水分が抜ける

水分で体重が減る

という流れになります。

もちろん糖質制限の中で脂肪も減っているかもしれませんが微々たるものです。

特に短期間での体重の減少分はほとんど水分と考えてよいと思います。

 

あなたが減らしたいのは体重ではなく、体脂肪のはずです。

二の腕やお腹周りの脂肪をそぎ落としたいですよね。

 

そして、理想の体型をずっと維持することが目的なはずです。

 

なので、この夏痩せたいからといって安易に糖質制限をしても効果を得られる可能性は低いということですね。

さらに、糖質制限をすると怖いことがあり、リバウンドしてしまう確率がめちゃくちゃ高いということです。

 

なぜ糖質制限、カロリー制限でリバウンドするのか?

これの理由はわかりやすく言うと「代謝が落ちるから」です。

体重の増減を簡単に表すと下記のようになります。
(※もちろんこの通りにはいかないんですが、基本的な考えとして)

体重増減の公式

◆体重増

摂取カロリー>消費カロリー

◆体重減

摂取カロリー<消費カロリー

例えば、1日の

摂取カロリーが1,500kcalで

消費カロリーが2,000kcalだと、

余分に500kcal消費できるわけなので痩せていくという計算になります。

 

なので、カロリー計算をして主食である糖質をカットしようというのが世の中の風潮ということですね。
(なぜかここで脂質ではなく、糖質をカットするというものが広まったんですよね・・・)

ところが、ここで問題が起こります。

 

摂取カロリーを減らしすぎると人間は省エネモードに入ります。

要は消費カロリーを下げるという状態になるんです。

 

特に糖質は人間が体を動かす際の主要なエネルギーです。

車でいうとガソリンが糖質と考えてください。

ここがカットされるとガス欠の車と同じで全然動けなくなります。

 

そして、ある程度の期間、糖質制限やカロリー制限をしてから元通りの食事に戻すと・・・

代謝が落ちて一日の消費カロリーが落ちているのに、

摂取カロリーだけが元に戻るので、体重がどんどん増えていきリバウンドするということですね。

これが糖質制限、カロリー制限でリバウンドする仕組みです。

 

さらに糖質制限や過度なカロリー制限をすると問題が起こります。

相対的エネルギー不足

ややこしい言葉ですが、エネルギーが不足している状態と考えてください。

過度な糖質制限やカロリー制限をするとこの状態に陥ります。

相対的エネルギー不足では特に女性に問題が起こり、月経障害をはじめ、エネルギー代謝障害、メンタルの問題などが起こります。

18~24歳の運動不足で排卵期の女性35人を対象とした研究。

明確な閾値を見つけることはできなかったが、利用可能エネルギーが低下するごとに月経障害が増加することが示唆された。

Lieberman JL, DE Souza MJ, Wagstaff DA, Williams NI. Menstrual Disruption with Exercise Is Not Linked to an Energy Availability Threshold. Med Sci Sports Exerc. 2018 Mar;50(3):551-561.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5820163

ダイエットで見た目を重視するばかりに健康を害してしまっては本末転倒です。
特に女性特有の問題に関しては気を付けたいところです。

ダイエットに失敗する人は実はこの「相対的エネルギー不足」という状態に陥っている人がとても多いという印象です。

なので、まずはこの状態から脱しないといけないわけですね。

じゃあどうすればいいのか?

まずは食べよう

はい、これがこの夏痩せるための方法です。

 

「おいおい、待て待て!それじゃ摂取カロリーオーバーしちゃうじゃん!」と思った方がほとんどだと思います。

それでいいんですよね。まずはしっかり栄養補給をして健康な身体の状態を作ってあげることが大切です。

最初、食事を増やすと一時的に体重が増えることがありますが長期的に見れば問題ありません。

なにを食べればいいの?

シンプルに考えましょう。

日本人なので和食を食べましょう。

ごはん、お魚、納豆、ホウレンソウのおひたし、お味噌汁など。
主食、主菜、副菜がバランスよくとれた食事をチョイスしましょう!

 

まとめ

・短期間で痩せるからと安易に糖質制限はおすすめしない

・過度なカロリー制限、糖質制限は様々な不調を招く恐れがある

・まずはしっかり食べて、ダイエットは長期的な視点が考えよう

 

とはいえ、この夏に痩せたいし、理想の体型になりたい!という方はまずご相談くださいね♪

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