ダイエット

【9割が知らない】ダイエット中に甘い物がやめられない原因

大西健太

【コレクトコンディショニング代表】 ◇パーソナルトレーナー歴14年 「あのとき、やっておけば良かった・・・」 そんな後悔する人をなくすために活動しています。 子供から高齢者、プロのアスリートまで幅広く指導。 個人に合わせて適切なプログラムを作成しサポートさせていただきます。 【資格】 ・NASM-PES ・鍼灸師 ・分子栄養学アドバイザー

この夏痩せたくて食事制限をしているのに、「甘い物がやめられない・・・」

この記事では甘い物がやめられない原因と対処法を解説しています。

この夏、ダイエットを成功させたい人は最後までお読みください。

この記事の結論

結論から言うと、甘い物がやめられない原因は「低血糖」です。
さらにあなたの意志の弱さは問題ではありません。

意志の問題ではない

甘い物がやめられない人が必ず言うことがあります。

「私、意志が弱いんです・・・」

実はこれ間違いです。

なので、

「自分なんてダメだ・・・」

「いつも失敗してしまう・・・」

「トレーナーさんに言われたのに食べてしまう・・・」

このようにいつも自分を責めている方は安心してください。

あなたの意志が問題ではありません。

では、何が原因で甘いものがやめられないのでしょうか?

実は「低血糖」が原因なことがほとんどです。
(他にも貧血の問題もありますがこの記事では低血糖について解説していきますね)

低血糖とは?

まずは低血糖がどのような状態なのか、ということをみていきましょう。

低血糖とは、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が低くなった状態です。

厚生労働省:重篤副作用疾患別対応マニュアル

低血糖の診断として下記のように記されています。

  • 低血糖症状があってもなくても、血糖値が70mg/dLより低い場合
  • 血糖値が70mg/dLより高くても、低血糖症状のある場合
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター糖尿病情報センター:低血糖

血糖値は基本的に一定の状態に保たれていますが、基準値を下回ったり、上回ったりする(これは高血糖)ことがあります。

そして、血糖値が下がり過ぎると元に戻すために血糖値を上げるような仕組みがあります。

ちょっとややこしいと思いますので、わかりやすく解説していきますね。

車のガソリンで考えよう!

血糖値=エネルギー源=車のガソリン

というように考えていきましょう。

車のガソリンがなくなると「ガス欠」になってしまい、動かなくなってしまいます。

ガソリンがなくなりかけたらガソリンスタンドで給油をしますよね。

このような形で血糖値というものは上がったり下がったりを繰り返しています。

ガソリンを使ってなくなってきたら低血糖状態となり、正常値に戻すために給油するという感じです。

手っ取り早く血糖値を上げるには?

質問です。

2件のガソリンスタンドが並んでいます。

・Aのガソリンスタンドは満タンまで給油するのに10分かかります

・Bのガソリンスタンドは満タンまで給油するのに30秒かかります

どちらで給油しますか?

ほとんどの方が、「B」を選ぶはずです。

手っ取り早く給油できた方がいですよね。

給油して血糖値を上げるということは、食事をするということになります。

そして、食べる物によって血糖値の上がり方は様々です。
(※ここポイントです)

一気に血糖値を上げる物もあれば、ゆるやかに上げてくれる物もあります。

では、どのようなものが一気に血糖値を上げてくれるでしょうか?

そう、甘い物ですね。

要は砂糖です。

まとめると

ガス欠になると(低血糖になると)

早く給油したい(早く血糖値を上げたい)

早く給油できるBというガソリンスタンドを選ぶ(早く血糖値を上げてくれる甘い物を選択する)

これが、甘い物がやめられない原因です。

体の仕組みとして、効率良く血糖値を上げるために無意識に甘い物を選択する。

だから、決してあなたの意志が弱いわけではないということです。

なぜ低血糖になるのか?

これは血糖値スパイクというものが関わっている可能性があります。

これは血糖値が一気に上がり過ぎて、急降下してしまう状態です。

さきほど、血糖値は一定の状態に保たれていて低血糖になると血糖値を上げようとすると解説しました。

これは逆のパターンでも起こります。

一気に上がり過ぎたら一気に下げるという状態ですね。

これは一気に燃え広がってしまった火事の消火活動で考えるとわかりやすいです。


火事が起きると・・・

少しずつ、バケツリレーで水をかけるよりも消防車を呼んで一気に水をかけて消火した方が良いですよね。

危険な状態は早く回避したいわけです。

高血糖の状態も人間は「危険だ!」と判断して過剰にインスリンを放出し一気に血糖値を下げるということをします。

これが原因で血糖値が下がり過ぎてしまうということです。


なので、まずは高血糖の状態をつくらないということが大切になります。

まずチェックすべきはお昼の過剰な糖質です。

糖質はカットしてはいけませんが、摂り過ぎも低血糖症状がある方は要注意なんです。

例えば、「うどん&どんぶり」みたいなW炭水化物は血糖値が上がり過ぎてしまう傾向にあります。

どれくらいの量、内容を食べたら血糖値が上がり過ぎるかは人によって違うため、個別にモニタリングしていく必要があります。

他にも血糖値を維持してくれている肝臓の機能低下もありますがこれはまた別の記事で解説します。

この記事はスターバックスで書いてますが、チョコレートケーキと生クリームたっぷりのフラペチーノを飲んでいる女の子がいました。

「甘い物がやめられないんだよねぇ~♪」と会話してましたが、おそらく低血糖症状が起きているのだと思います。

そして、血糖値爆上がりからの急降下でまた数時間後には甘い物が欲しくなるという無限ループに入ってしまいます。

対策は?

まずは過剰な糖質を抑え、血糖値スパイクが起こらないようにすることです。

ですが、血糖値スパイクが起こらなかったとしても血糖値は基本的に上がったら時間と共に下がってきます。

ここでポイントは血糖値が下がりきる前に少し上げてあげるということです。

低血糖状態に陥ってしまうと「一気に上げよう!」という働きが生じますが、下がりきる前に止めてしまえばいいわけですね。

補食を活用しよう

まず食事からという考えで、「補食」で血糖値を維持しましょう。

おすすめは「小さめのおにぎり」です。

一口大のおにぎりをちょこちょこ食べることで血糖値を維持することができます。

具材にはタンパク質である、ツナや鮭がお勧めです。

MCTオイルを使う方法もあるので別の記事でまた解説しますね。
(実はこっちが一番良かったりします)

結論

・ダイエット中に甘い物がやめられないのは低血糖が原因

・あなたの意志の問題ではない

・低血糖の改善から行う

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