ストレッチ

【意外】ストレッチ効果が出ない本当の理由

大西健太

【コレクトコンディショニング代表】 ◇パーソナルトレーナー歴14年 「あのとき、やっておけば良かった・・・」 そんな後悔する人をなくすために活動しています。 子供から高齢者、プロのアスリートまで幅広く指導。 個人に合わせて適切なプログラムを作成しサポートさせていただきます。 【資格】 ・NASM-PES ・鍼灸師 ・分子栄養学アドバイザー

体が硬いから柔らかくするために毎日ストレッチをしている。

でも「なかなか柔らかくならない・・・」というお悩みはないでしょうか?

実はこのようなご相談は非常に多いです。

この記事では、ストレッチの効果が出ない理由を解説していきますので最後までお読みください。

そもそもなぜ体が硬くなるのか?

ストレッチの効果を出すためにもまずはここを探らなければなりません。

しかし、多くの人が体が硬くなっている根本的な原因を探らずにストレッチに取り組んでいます。だから、効果が上手く出ないのです。

ストレッチはあくまでも数ある対処法のひとつであり、絶対的な解決方法でなないという認識をもっていただければと思います。

では、根本的な原因とはどのようなものがあるのでしょうか?

もちろん様々な理由がありますが、おそらく現代人のほとんどが当てはまるであろうことをこの記事ではひとつだけご紹介します。

体が過緊張を起こしている

ストレッチをしても体が柔らかくならない、効果を感じられない原因はこれです。

体が常にスイッチオンモードで筋肉を緊張させている。

私はトレーナー歴14年で1万5千回ほどセッションを経験していますが、過緊張を起こしているお客様は本当に多いです。

過緊張のイメージですがこのような状況です。

「サファリのど真ん中で、いつライオンに襲われるかわからない」という状況を想像してみて下さい。

襲われそうになったら、すぐに逃げるか闘うかしないとやられてしまいます。

こんな状況で筋肉はリラックスできるでしょうか?

もちろん答えは「No」ですね。

いやいや、そんなライオンに襲われる状況なんてないでしょ!

というツッコミを受けそうですが、同じように緊張している人は現代には非常に多いのです。

ストレッチをすることで筋肉は‘‘一時的に’’緩みます。

ただ、過緊張状態にある人はすぐにまた筋肉を緊張させてしまうのです。

これがストレッチの効果を感じることができない理由です。

では、ライオンに襲われるわけではないのに、なにが緊張状態をつくってしまっているのでしょうか?

それは「ストレス」ですね。

現代人はストレス過多である

「ストレス」という言葉だけで片付けたくはありませんが、体にとってかなりの影響があります。

・仕事

・人間関係

・健康

・環境

・睡眠

様々なものが我々人間にとってストレスとなります。

ただ、このストレスを完全になくすことは不可能だと考えています。

なので、いかにストレスとつき合っていくか?

ストレスが溜まったときにどのような対処をするか?

ストレスを最小限に抑える方法は?

ということを考えなくてはなりません。

自律神経の話

ここで、自律神経について簡単に解説しておきます。

ストレスがかかると過緊張を起こすという話をしましたが、過緊張にはこの自律神経が大きく関わっています。

自立神経は二つあって、交感神経と副交感神経です。

交感神経:興奮

というように覚えてきましょう。

交感神経が活性化すると闘争、逃走反応が起こるとされています。

(先ほどのライオンの話ですね)

逆に副交感神経は寝る前や体を休めたいときに活性化し、体をリラックスさせてくれます。

ストレス過多の人は常に交感神経が優位となっているのです。

自律神経はコントロールできるの?

自律神経なので自分の意志で自由にコントロールはできません。

「よし!副交感神経を優位にしてリラックスしよう」

「それっ!」

というように副交感神経のスイッチをオンにできればいいのですが、残念ながらそんなことはできないのです。

じゃあどうすればいいの・・・

実は自律神経をコントロールする方法がひとつだけあります。

それは「呼吸」です。

呼吸が整えば体はリラックスできる

仕事で疲れ切ったときに「はぁ~」とため息をついたことはありませんか?

大勢の前でスピーチをする大舞台に立つなど極度の緊張状態をやわらげるために「スーハー」と深呼吸をしたことはありませんか?

誰しもが一度はしたことがあるはずです。

そうなんです。

「呼吸」を使って、無意識に体をリラックスさせようとしていたんですね。

では、呼吸ですが「呼気:吐く」「吸気:吸う」がありますがどちらの方が体をリラックスモードにしやすいでしょうか?

答えは「呼気:息を吐く」ですね。

ため息って息を吐きますよね。

深呼吸も吸ってから「ハー」と息を吐くはずです。

ここの呼吸に関して詳しいことは別の記事で解説します。

まず今は「体をリラックスさせるためには息を吐く」ということだけ覚えておきましょう。

ストレッチの効果を出すためにはまず呼吸を整える

ストレッチをしても体が柔らかくならない原因は体が過緊張を起こしているからでしたね。

なので、まずはその過緊張の原因をとる必要があります。

そして、過緊張状態は自律神経の交感神経が優位な状態なのでリラックスモードの副交感神経を優位にしていくことが重要です。

(もちろん、交感神経が優位になるストレスを取り除く必要もあります)

副交感神経を優位にするためには「息を吐く」すなわち呼吸を整えるということがストレッチの効果を出すためにまず必要です。

あなたの体が過緊張を起こしている原因はもしかしたら「呼吸」にあるかもしれません。

もし、ストレッチの効果を感じれていないようでしたら一度ご相談ください。

まとめ

・ストレッチの効果がでない原因は体の過緊張

・ストレス過多で過緊張を起こしている

・まずは過緊張状態を解除しなければならない

・そのためには自律神経のバランスを整える

・自律神経は呼吸でコントロールする

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